聖書の文書一覧

四世紀、東帝リキニウスを倒して、単独皇帝となったコンスタンティヌスの権威の下(もと)、禁教下の300年間に膨れ上がったキリスト教思想の文書の整理・統合が行われた。整理にあたっては、全ての者(聖職者や学者)が手元に残さぬよう厳罰をともなった処分がなされた。そして、テーマごとの文章が吟味され、確定していった。

それなので聖書は、「最初に作られた文書のまま」というものはない、と考えて読まねばならない。ただ、文書の大意をつかむことができれば、その文書の目的から推(お)して、「原書」に近づけるだろう。そしてそれはカトリック教会が連綿と受け続けているミサの源流に導くだろう。今後の、3000年、4000年に続く道は「変革」などではないことに気づかされるであろう。
 
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バルバロ訳一覧表   イタリヤ語一覧表   口語訳聖書の全テキスト
口語訳聖書はプロテスタントの、バルバロ聖書はカトリックのものである。両者には旧約聖書の文書数に違いがある。その中の「マカバイの書上」は、ペルシャが滅んだ後の、ギリシャ系の王とマタティヤ一族の戦記であり、勝利した指導者は祭司の家系であったために、王ではなく大祭司を名乗った。「アロン家の者」ではない者が大祭司を名乗ったのである。一族は「ハスモン」を名乗ってユダヤを治めていたが、ローマ軍とヘロデに滅ぼされた。
 
口語訳(こうごやく)「聖書」文書一覧表
 
 
聖書の読み方
新約聖書の文書は、禁教の300年の間に書かれたものである。コンスタンティヌスは、帝国が東西二帝と副帝とで治められていた時代を制して単独皇帝となった。文書はそのような「分割統治」の時代にも書かれている。西にはローマ教会があり、東にはアレキサンドリヤ教会があった。帝国内の教会はピラミッド型を保てなくなっていた。

(1)哲学書として読む
この場合は「智」に満ちた「ヨハネ文書」が適している。それらは「智」の都アレキサンドリヤの教会で書かれたのである。「肉」ではなく「言葉」に重点を置いている。女や漁師に重きを置くローマ教会の風下に立つことはプライドが許さぬ。PRのためならウソも方便(ほうべん)であるとばかりに、ラザロステパノを創作した。また、使徒ではないピリポも創作した。このヨハネ文書の提供するものは「ローマ教会」の上に、すなわち「哲学」優位とすること自体が目的である。宣教という仕事はしない。「仕事」はローマ教会がすれば事足(ことた)りる。

(2)御利益(ごりやく)を求めて読む
この場合は「即時報道」がうかがえる「ルカ文書」が適している。まさにこの「取説」はこの文書から、個々人の狂気という名の「罪」をあがなう「力」の根拠に迫ることができたのである。
 
旧約聖書の位置づけ
旧約聖書は、マリヤさまの時代は、土着のユダヤ人の精神を律していたものであり、西暦70年にエルサレムが陥落(かんらく)し、土着のユダヤ人が歴史から消えた後でも、今なお「ユダヤ人」は健在であり、聖書(旧約)は彼らの聖典である。それが、なぜキリスト教ではわざわざ「旧約」とつけて自らの聖典に加えているのであろうか。

(1)プロテスタントの部分読み
聖書は神からの賜物とする彼らには、何を持って「旧約」とするのかには考え及ばず、日常では「詩篇」などを愛読する。「古い契約」と「新しい契約」とは、一般に「罰を与える神」と「許しを与える神」と解釈する。そして、神は、その一人子イエスを十字架にかけて、人の「罪」を許されたとする。だから、そのイエスを信じるだけで、「人は永遠の命を得られる」、とする。

(2)カトリック教会の源流、イエスはアロン家の者
旧約聖書は律法を参照するためであり、その目的は「イエスがアロン家の者」を確認することにある。ユダヤ人を律していた「律法」において、「罪」のあがないに関(かか)われるのはアロン家の嫡男(ちゃくなん)に限られるのである。

「ルカによる福音書」の場合イエスが「あなたの罪はゆるされた」と病人に言ったとしてもアロン家の者ならば許される。だがイエスはユダ族であったから、その言動は律法違反であり、死に値する越権行為とされたのである。だがもしイエスがユダ族ではなく、アロン家の者という「証拠」があったら、イエスの律法違反はなくなり、彼の十字架はまったく違った意味を持つことになる。すなわち、大祭司自身が個々人の罪を「苦杯」に受け、十字架での清算を取りなすのである。

そしてその証拠こそは、ルカによる「顔認証」だったのである。はからずも異邦人ルカは、マリヤさまと生前(せいぜん)のイエスの顔を知っていた聖書中唯一(ゆいいつ)の人物である。

だが、詳細は他のページに譲ろう。
 
「らい病」は汚い言葉なのか
現在手に入る口語訳(こうごやく)聖書には、「らい病」から「重い皮膚病」への変更が加えられている。そのため、文章の歴史性が損(そこ)なわれている。当ホームページで使用している文面は、1974年(昭和49年)に市販されていたものからのもので、「らい病」はそのままにしてある。

キリスト教徒の用いるべき聖書は、礼拝用としても使うわけであり、バージョンアップされてよいわけではない。そこで当ささくらキリスト教会(この説明書サイトの名前)では原典を設定し、それを「変更しない」という前提で、キリスト教のマニュアルを構築している。

「マカバイの書上」の大祭司
その後(のち)、この口語訳聖書はプロテスタントのものであり、カトリックの聖書より8文書少ないことがわかった。そこで、あらたにその8文書を「バルバロ訳」から引用し、標準に加えた。その中の「マカバイの書上」はヘロデが王となる前のユダヤの統治者が、アロン家の者でない者が「大祭司」を僭称(せんしょう)していたことがわかる。それが「ハスモン家」であり、ヘロデの手引きでローマ軍に滅ぼされたのである。ヘロデの晩年、「大祭司」をことごとく滅ぼそうとはかり、それがアロン家の最後の姫であったマリヤさまとユダ族のヨセフとの婚礼につながり、「処女受胎」に関連していくのである。このドラマ性は、哲学書の及ぶところではない。
 
 
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(ささくら修道会規約)当会の用いる聖書は、口語訳聖書、文語体聖書、バルバロ聖書差分の3つに限定する。これ以外の、聖書の引用は異端行為として厳禁される。日本語以外の聖書については、文語体聖書の内容に準じるものとする。異端文例(Today's English Version)世事に迎合した改編文章など異端以外の何ものでもない。(異端:=故意に対立すること)
 
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2011/11/24