キリスト教の疑問

 
このたび、わたしは、キリスト教思想の奥義のひとつを得ましたので、それを折り返し点として、このQアンドAを見直します。
 
目次
(001)哲学と宗教の違い
宗教は、霊魂に関するテーマを扱い、答えを持っていて、宣教という「労働」をします。哲学は、智の探求をテーマとし、智を求めて彷徨し、智を競ったりしますが、決して答えを出さないという鉄則があります。答えを出せば、それを宣教する義務が生じます。
(002)宗教で大事なことは
この説明書作成の過程で、キリスト教の奥義のひとつに到達しました。それがキリスト教にとって大事なことです。ユダヤ教、イスラム教について、読書した範囲で書きました。
 
 
 
オリジナル教会の権能:「あなたの思うがままに制作してよい」
ページ制作者 (ささくら宗)聖母マリヤ福音教会代表 笹倉正義
略称:オリジナル教会
 
2010/03/15
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(ささくら修道会規約)当会の用いる聖書は、口語訳聖書または文語体聖書に限られる。例外として、バルバロ聖書差分を、正式文書に加える。これ以外の、聖書の引用は厳禁される。日本語以外の聖書については、文語体聖書の内容に準じるものとする。異端文例(Today's English Version)
 
聖句引用:日本聖書協会 口語訳聖書
新約聖書(1954年改訳)

旧約聖書(1955年改訳)

バルバロ聖書(旧約差分)
 
いろいろ聖書  ささくら宗の聖書 
 
 
 
000 キリスト教のすべてを知らないと教会会員になれませんか?
003 神様は本当にいるのですか?
004 「人の子」とは何ですか?
005 聖母マリヤの処女受胎は本当ですか?
006 割礼(かつれい)とは何ですか? 
007 過越(すぎこし)とは何ですか?
008 イエスの復活は本当ですか?
009 神を見ることはできますか?
010 預言者と予言者はどう違うのですか? 
011 聖書の姦淫(かんいん)という言葉はどういうことですか? 
012 らくだが針の穴を通るとは一体どういうことですか?
013 ペテロと鶏の鳴き声にどのような関係がありますか? 
014 使徒行伝の五旬節(ごじゅんせつ)の聖霊降臨とは何ですか?
015 イエスを捨てて逃げた弟子たちはどうしたのですか?
016 なぜ十字架なのだろう?
017 エマオの二人は何者だろう? 
018 「ヨハネによる福音書」の違いすぎは何ですか?
019 天国と地獄はあるのですか?
020 キリスト教徒とクリスチャンはどう違いますか?
021 祈れません。お祈りは必要ですか?
022 キリスト教徒、クリスチャンの婚姻、風俗など
023 軍人がクリスチャンになって、教義との矛盾はないですか?
024 クリスチャンになるにはどうすればいいですか?
025 宗教(信心)を替えて罰(ばち)はあたりませんか?
026 神がいるならなぜ貧困や戦争があるのですか?
027 聖書の今では不適切とされる言葉にどう向き合ったら良いですか? 
028 魔女はいますか?
029 新約聖書があれば旧約聖書は要りませんか?
030 西暦(キリスト)紀元について BC(英語のキリスト前)とAD(ラテン語の主と共に)
031 テオピロとルカは何者? 「ルカによる福音書」と「使徒行伝」に関与。
032 ヘブル人、イスラエル、ユダヤ人の関係は?
033 (未記入)サマリヤ人とはどういう人たちですか?
034 (未記入)カトリック教会とオリジナル教会には共通点がありますか?
035 (未記入)コーランの聖母マリヤとイエスなど 
036 パンの奇跡が信じられません。(どんどんパンが複製される?)
 037 人は一度死ぬことと、よみがえって神の裁きを受けることが定まっている。
038 ふと、イエスの記念としての「パン」と「血」の意味を再確認
039 手渡された、南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょうの)チラシに「教祖イエスは無力」と書いてあったのを見たわたしは、それにコメントせずにはおれなくなった。そのあげく、「日蓮」のDVDも見たのだった。
   
999 原紙 

 

文言の統一性がありません  聖書は、たくさんの文書からできていて、ひとつひとつは長い年月をかけて個人が、あるいは人々が書き上げたものです。原書を著わした人々もアラム語、ヘブル語、ギリシャ語など、自分の言語で書きました。ですから、同じ人物や地名であっても、つづりが違うこともあります。長い歴史の中で、言語や文字は変遷し、最終的にギリシャ語に書かれたものが今日の聖書の原本です。それを日本語に訳した者も一人ではないのですから、それぞれの訳者の個性がでても当然なことです。一連の文書として、一気に読んでしまうと、違和感を覚える箇所がないわけではありません。しかし、それらをあえて統一しないのが、むしろまともです。翻訳の当事者でないものが、統一しようとするのは、思い上がり以外のなにものでもありません。聖書は、物語の途中に律法が挿入されていたりして、読書するにはおもしろくない本です。

たとえば、ウリヤの妻「バテシバとバテシュア」
(サムエル記下) 11-2さて、ある日の夕暮、ダビデは床から起き出て、王の家の屋上を歩いていたが、屋上から、ひとりの女がからだを洗っているのを見た。その女は非常に美しかった。11-3ダビデは人をつかわしてその女のことを探らせたが、ある人は言った、「これはエリアムの娘で、ヘテびとウリヤの妻バテシバではありませんか」。11-4そこでダビデは使者をつかわして、その女を連れてきた。女は彼の所にきて、彼はその女と寝た。(女は身の汚れを清めていたのである。)こうして女はその家に帰った。

(歴代志上) 3-5エルサレムで生れたものは次のとおりである。すなわちシメア、ショバブ、ナタン、ソロモン。この四人はアンミエルの娘バテシュアから生れた。
改訂2013/1/3 OCC
  
サマリヤびと  新約聖書の福音書には「サマリヤびと」が登場します。また、地理的にもサマリヤはユダヤ人の住むガリラヤとユダヤを隔てています。その昔ダビデの跡を継いだソロモン王がいました。彼は、晩年になると主なる神を忘れて異教の神々を祀りました。それを見て育った子が跡を継ぐと、ダビデの王国は北と南に分裂してしまいました。特に北の王国は完全に主を忘れ去ってバアルの像を神としました。南王国の町エルサレムに対抗して北王国も町を造る必要がありました。そこで北の王は、サマリヤの山を買い、その上に町を建てました。そして、バアルを拝みました。そのことが、後々まで尾を引き、イエスの時代にも、彼らはユダヤ人から「サマリヤびと」と呼ばれて軽蔑の対象にされました。
 
アブラハムとイサクの山
(主の山に備えあり)
シオンの山 
「創世記」の物語では、アブラハムの正統な子孫は妻のサラから生まれることになっていました。サラは老い、月のものが止まって久しく、その望が完全に断たれた時に奇跡が起きました。ソドムに向う神の人が「サラは子を産む」と告げて去って行ったのです。果たして、サラに男の子が生まれ、イサクと名づけられました。ところが、ある日のこと、アブラハムはそのイサクを、山に伴い、燔祭とするように言われたのです。それから後、「主の山に備えあり」と、ユダヤ人の信仰の対象となったその山とは。それは、エルサレムの山で、その山にソロモンは神殿を建てたのです。昔々には、エルサレムは里山が多くあったのです。神殿を建てた山は、その中で一番高かったのです。
  
ルカのその時の年齢  「使徒行伝」ペテロに癒された男のエピソードの中にぽつんとその年齢が挿入されています。ルカはそれに自分の年齢を重ねたのだ、とするのも一つの解釈です。

(使徒行伝4章)4-21そこで、彼らはふたりを更におどしたうえ、ゆるしてやった。みんなの者が、この出来事のために、神をあがめていたので、その人々の手前、ふたりを罰するすべがなかったからである。4-22そのしるしによっていやされたのは、四十歳あまりの人であった。
 
マグダラのマリヤ  新約聖書の文書に登場する人物は、後年に書き込まれたであろうと思われる者の他はそれなりに重要人物です。詳しい説明は一切無いので、さまざまな解釈が可能です。聖書はさまざまな解釈を許しているともいえます。マグダラのマリヤはマルコ福音書に「ギリシャ人」と書かれています。ユダヤ人とサマリヤ人以外を「ギリシャ人」と称する習慣があったとしても、その場合はルカは自分の報告書には書かないことを徹底しています。この話は「ルカ」にはありませんが、この二つの文書の根は一つと考えると、「マルコ」にあれば十分なのです。

(マルコによる福音書7章)7-24さて、イエスは、そこを立ち去って、ツロの地方に行かれた。そして、だれにも知れないように、家の中にはいられたが、隠れていることができなかった。7-25そして、けがれた霊につかれた幼い娘をもつ女が、イエスのことをすぐ聞きつけてきて、その足もとにひれ伏した。7-26この女はギリシャ人で、スロ・フェニキヤの生れであった。そして、娘から悪霊を追い出してくださいとお願いした。7-27イエスは女に言われた、「まず子供たちに十分食べさすべきである。子供たちのパンを取って子犬に投げてやるのは、よろしくない」。7-28すると、女は答えて言った、「主よ、お言葉どおりです。でも、食卓の下にいる子犬も、子供たちのパンくずは、いただきます」。7-29そこでイエスは言われた、「その言葉で、じゅうぶんである。お帰りなさい。悪霊は娘から出てしまった」。7-30そこで、女が家に帰ってみると、その子は床の上に寝ており、悪霊は出てしまっていた。

そして、このギリシャ人の女こそ、マグダラのマリヤその人です。なぜなら、イエスにほめられて行動を起こさない者はいなかったからです。母娘は、聖母たちと一緒にイエスの一行に奉仕しました。その子はあどけなくイエスにまとわりつき、それゆえに時として彼女もイエスの近くに寄ることができました。三人は傍目には「連れ」に見えたかもしれないのです。「見ろ、イエスは妻帯者だ。そして子もちだ」。
   
ユダヤ人(ゆだやじん) の由来  
 
ユダヤ人 
 ユダヤ人誕生
キリスト教とユダヤ人  使徒行伝とパウロの手紙が伝えるキリスト教の黎明期には、ユダヤ人はキリスト教徒を迫害しました。最大の問題は割礼というユダヤ人の儀式でした。パウロがひどい目に合った原因のひとつは割礼問題でした。「キリスト教徒に割礼が必須か否か」という点で、パウロは、「割礼を重視すれば、イエス・キリストの救いが無効になってしまう」と主張しました。ユダヤ教徒は、キリスト教徒を迫害しました。ローマ帝国は彼らがなぜそんなにむきになって争うのかわかっていませんでした。

しかし、ローマで、その社会基盤のひとつであった奴隷階級にキリスト教が浸透するに及んで、キリスト教はローマ帝国の脅威になりました。第二の出エジプトが起こるかもしれないと皇帝が恐れるに至ったからです。出エジプトの原因は奴隷解放だったからです。そして、およそ300年の間、キリスト教は禁教になったのですが、その信者の数は満天の星の数ほど、数え切れないほどになりました。

四世紀に至って、ついにローマ皇帝はキリスト教を追認します。そして一転して、キリスト教が帝国の精神基盤を負うことになります。それによってキリスト教会も皇帝を精神面で支え、皇帝の支援を受け、また権力を持つようになります。ここに至って、ユダヤ人はイエスを裏切ったイスカリオテのユダと重ねて、教会から迫害されることになりました。ユダヤ人にとって、キリスト教会が脅威になった時代もあるのです。
 

2010/03/15(C)笹倉キリスト教会、笹倉正義
引用聖句:日本聖書協会 口語訳聖書

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