マイクロソフトのOLAP(オーラップ)

西暦2000年ごろ、マイクロソフト社は、パソコンのOS(基本ソフト)の分野でのWindows(ウインドウズ)独占を果たし、アプリケーション・ソフトにおいても、ワープロにはWord、表計算にはExcelを投入し、他社のそれらをほぼ駆逐しました。

それを踏まえて、同社はサーバーOSの分野に乗り出しました。サーバーOSで稼動するデータベース(ソフト)といえば、それまではORACLE(オラクル社)のものが独占していました。ホスト・コンピュータの稼動する会社でのWindowsは、ORACLEデータベースの端末として使われたのです。

それにがまんできないマイクロソフト社は、サーバーOSを独自開発しました。それを成功させるには、ORACLEに代わるデータベース(ソフト)を開発し、ORACLEからシェアを奪わなくてはなりません。その製品は、Windows Server 2000とSQL Server 2000です。そして、新製品とORACLEとの差別化をはかる切り札が、OLAP(オーラップ)サーバーの添付でした。

通常のサーバーは、「OLTP(オーエルティーピー)」と呼ばれ、その蓄積データを分析する道具が「OLAP」です。どちらもORACLEは提供していますが、マイクロソフトはこのOLAPを無償添付する戦略をとったのでした。

その後、17,8年経ちますので、最近どうなったかは、わたしはまったく知りません。ですから、読むのが無駄にならないように、まず最近のSQL Serverのシェアなどをお調べになることをお勧めします。( 2019/2/12)
 
 
冊子 タイトルとサンプル(pdf) 冊子の表紙 分野 PDF 補講
第1話 (多次元集計)
SQL Server 2000のOLAP
  OLAP 13MB  
AccessとExcelには集計機能があります。OLAPサーバーを使って、Excelに表示する多次元集計との違いをお話します。
第2話 データウェアハウジングと
SQL Server 2000のDTS
  OLAP 9MB
途中まで
 
OLAPサーバーの基データがデータウェアハウスです。SQL Server側から、その基データを作る手段をデータウェアハウジングと言い、その手段の一つがDTSです。
第3話 SQL Server 2000の
データウェアハウスとOLAP
  OLAP  
データウェアハウスは、集計の塊です。そこからExcelをクライアントにして、実に簡単に、多次元表示を実現します。 12MB
第4話 RDBMS理論と
SQL Server 2000
  OLTP 11MB 第4話
第5話 Access 2000プロジェクトと
SQL server 2000(pdf)
  OLTP 12MB  
第6話 Windows 2000 Server と
TCP/IPネットワーク
(pdfファイル)
  IT基盤 13MB  
第7話 WebサーバーIISと
WebブラウザIEとOLAP
(pdfファイル)
  インターネット 13MB  
第8話 Oracle入門と
SQL Server 2000のOLTP
(pdfファイル)
OLTP 14MB  
 
(1)OLAPに対応したAccess 2000とExcel 2000
(2)SQL Server 2000とExcel 2002の画面例
(3)パソコン基幹システム(OLTPとOLAP)大入門(旧ページ)
(4)LLL/.netアプリケーション開発ツール(旧ページ)
 
学習環境
  1.プラットホーム:Windows 2000 Server/Windows 98
  2.サーバー製品:SQL Server 2000
  3.クライアント製品:Access 2002,Excel 2002


上記環境と異なり、Windows XPやWindows 2003 Serverでは、日本語やセキュリティが関係し、エラーや不具合の起こる場合があります。
SQL Server 2000、Office XPによるOLAPやOLTPの学習には、Windows 2000 Server、Windows 2000 ProのOS環境が適しています。


サーバー製品は、一般の人々、学生が目にする機会がありません。今は昔となり、この記事はすでに古いですが、それでもデータベースの奥義を垣間見ることができるでしょう。
 
 
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