使命を問われる取説 |
お アロン家最後の「マリヤさまとイエスさまの物語」は、取説である。取説は読んでわからないとその目的を達成しない、とはすでに書いた。そして、読んでわかって、それが、ミサへの参列に結びつかないならば、カトリック教会にとっては価値がない。単なる出版事業にとどまる。 多くを書くつもりはない。このテーマも書き残しがあるが、そのままにする。そして、著作に専念していく。そのように気付かされ、悦子にも話した。「今日はこの |
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リンク:「みなさん読んでますよ」 |
取説が誰もの「本」に |
わたしはアフター5の余暇時間を使って広い意味での「取説」を作っていた。2009年の暮れにふと「キリスト教の説明書」を社会インフラになっていたWebに置き始めた。それは14年に成ろうとする2023年の今に続いた。「マリヤさま」の著作を決意したのを契機にサラリーマン生活に終止符を打ち、アフターサービス事業を正規の事業にしようとした。 しかし、たちまち体調を崩した。その日々はついに「三途の川」の恐怖を想起させ、かつてなく深刻な精神的影響を与えた。それからまるまる三ヶ月を経過した昨日から本復を感じるようになった。今朝も、体力と気力が前にも増して充実しているのを感じる。 そして、今までの気付きの集大成となるであろう「マリヤさまとイエスさまの物語」の著作への望みが現実のものとなった。だが、その前に、ホームページの「中途半端な」箇所を訂正しておくことにした。いったん著作に取り掛かれば、その余裕はなくなるだろうから。2023/3/1 |
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「十字架の奥義:狂気」 |
目次 |
(序)「宗教ルネサンス」を思う このサイト全体が「聖母子」に帰し、「狂気と言う名の罪」の消去手段を、今を生きる人々が「信じて」その御利益を得、「みこころにかなう人々」のひとりとなれることの「説明書」ならば、それはローマ教会とりもなおさずカトリック教会の理念でもあるはずだから、キリスト教思想の統合者に捧げても「思い上がるな」との異論は無かろうと思う。 |
(A)「復活のイエス」と「信仰の異邦人」 カトリック教会は唯一の普遍教会であり、その使命は「マリヤさま」の名をパンの秘蹟と共に語り続けることなのである。異端との戦いは今も続いているとせねばならぬ。 |
(B)御利益(ごりやく)はアロン家の奥義「罪の解消」 イエスが罪に関わるには「アロン家の者」であることが必要で、且(か)つ他には男子がいない状況でなければならない。彼が成したことは、人の狂気という名の「罪」を、嘆願者から消し去るという御利益である。だが、アレキサンドリヤの智はそれを帳消しにしてしまった。東の「正教会」はその流れを汲み、プロテスタントが真似ている。2022/6/24 |
(C)カトリック世界にも「哲学」汚染の拡散 東都コンスタンティノープルが陥落し、聖職者や哲学者がヨーロッパに逃れた。彼らはギリシャ語の書物を携えていた。彼らの中にはフィレンツェの富者メディチ家のサロンの食客となった者もいた。カトリック社会に「智」がなだれ込んだ。おりしもグーテンベルクが発明した印刷機は聖書の量産を可能にした。 |
(D)福音は十字架を先頭にローマへ |
(E)ローマ教会はピラミッド型組織 |
(1)「取説」作成者のキリスト教 |
(2)導かれて今ここに |
(3)「聖母子」信仰の眺望に到達 |
(4)カトリック教会の始祖クレオパ |
(5)カペナウムの百卒長クレオパ |
(6)父よ、組織を |
(7)たとえ神の子であろうと |
(8)旧約は「獣」、新約は「イエス」の血 |
(9)杞憂なれば、よし |
(10)「狂気」という名の「罪」なれば |
(11)「人」から「聖母子」に回帰のルネサンス |
(12)帝国分割統治のキリスト教思想への影響 |
(13)ローマ・カトリック教会のおさらい |
(14)あああ |
(15)あああ |
教皇に捧げる「宗教ルネサンス」tmp 分割前のもの、分割後の修正は反映されない。 |
「処女受胎」までの100年間、激動の世界情勢 |
ヘロデは自分に刃向かうものをことごとく殺害した。自分をなじる妻も殺害した。だがヘロデは粗暴な男ではなく、ローマに留学し「土木建築」や「軍事・軍務」に関する理論と実務を修めていた。そしてその聡明さと決断力をめでたアグリッパ将軍に可愛がられたのだった。(本文抜粋) |
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「ローマ教会」への気付き |
キリスト教の始めはマリヤさまに起った「処女受胎」の奇跡であり、それはイエスさまがマリヤさまの血統を継ぎ、アロン家の男子の身分を得るためだったのであり、ユダヤ教の律法において、「罪のあがない」の権能にかかわる資格を持つために他ならなかった。 アロン家のそれ、「罪のあがない」の神事は、大祭司の装束を身につけた者が、「人の罪を獣に移し」、その「いけにえ」を屠って採った血で「あがない」の儀式を執り行った。それが代々の大祭司が務めた「罪のあがない」である。 だがそのアロン家は絶えてしまった、と見えたが、最後の姫さまであられたマリヤさまの「処女受胎」によって男子が生まれた。生まれながらにアロン家の「大祭司」のその子は、人知れず、「ユダ族」の長子としてお育ちになった。そのイエスさまによる「罪のあがない」の成就がキリスト教なのである。それは人の考え、ギリシャ的に言えば、「哲学」によらずもたらされたもので、ユダヤ的に言えば、神との「新約」となり、それまでの律法は「旧約」となったのである。 その後、100年以上経過して、エジプトのアレキサンドリヤの教会には「智」における不満が出た。「女と漁師」のローマ教会の風下に立つことは、「哲学者」のプライドが許さなかったのである。そして、原「ヨハネによる福音書」を新規に考案した。それはキリスト教に「まがいもの」を撒き散らす発端となった。「智」はマリヤさまを否定し、その名を隠そうとしている。2000年後、それはカトリック教会にも影響を及ぼし、マリヤさまを遠ざけようとしている。その進展は分断である。 神父の告悔の信徒に言う、「子よ、あなたの罪はゆるされた」が愚かなように思えるのである。だが、それを「愚かなもの」に思わせる「智」こそは、その「智」が連呼させるイエスの「父」とか「神」とかこそは「智」の統合者「サタン」であることを知らねばならぬ。2023/3/20 |
マリヤさまの名を忘れては |
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聖ロザリオ大聖堂の聖母子 |
「人間復興」から「聖母子復興」へ、自分では制御できない「狂気と言う名の罪」を解決し、み心にかなう人々のひとりとして、与えられた地上の命を保ち「天寿をまっとう」出来るように、すなわち聖書のテーマでもある「永遠の命」が与えられるようにと願う。 「ルカによる福音書」2章 「み心にかなう人々」、罪あがなわれる人々の予感 2-12あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである」。2-13するとたちまち、おびただしい天の軍勢が現れ、御使と一緒になって神をさんびして言った、2-14「いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上では、み心にかなう人々に平和があるように」。 |
目次 |
個々の気付きの集約 |
十字架の奥義「狂気」からの開放 |
[項目] (1)罪に関わる権能は「アロン家」 (2)「狂気」という名の罪 (3)「罪」の解決の舞台(ぶたい)は「過越」のエルサレム (4)イエスさまに臨(のぞ)んだ「苦杯(くはい)」の目撃者(もくげきしゃ) (5)ピラト恩赦(おんしゃ)で「空(あ)く」十字架の活用 (6)山のエピソードの考察 (7)過越の祭には一本の「空いた十字架」 (8)祭司長たちの思惑(おもわく)「イエスの殺し方」 (9)イエス処刑方法の本命「ピラトの恩赦」 (10)根負けしたピラトはイエスさまを「彼ら」に引き渡した。 (11)マリヤさまの出番、「宣教」の使命と問題点 (12)「知りたい者」と「知らせたい者」 (13)福音はローマへ |
ルネサンスの智を遡ってみると |
[項目] 1.ルネサンスの「智」こそ教皇からの開放、 2.「証言」による「救い」に回帰、 3.「ルカによる福音書」の根拠は「証言」、 4.「ヨハネによる福音書」の根拠はアレキサンドリヤの「智」、 5.「智」が曇らせているキリスト教世界、 6.「智」の雲を晴らすことがこの「取説」の目的 |
「ユダ族」イエスがキリストの謎 |
[項目](1)イエスを木に架けたのはユダヤ人、 (2)天変地変に立つ三本の十字架、 (3)ユダ族のイエスがキリストの謎、 (4)イエスはアロン家の者、 (5)ローマ軍将校クレオパと福音書著者「ルカ」、 (6)復活のイエスの正体(しょうたい)と「顔認証」、 (7)「人が人の罪を」の苦杯 |
奇跡「処女受胎」の聖母子 |
[項目1](1)「処女受胎」はアロン家の使命自覚の発端、 (2)使命自覚@イエスがアロン家の唯一の男子として、 (3)使命自覚Aマリヤさまが宣教は「復活のイエス」として、 (4)使命の自覚はアロン家の「永遠化」に導かれた、 (5)男ならではの役割、 (6)女ならではの役割、 (7)「処女受胎の果実」こそはカトリック教会、 (8)奇跡「処女受胎」の聖母子、 (9)パウロの場合、 (10)エルサレム教会の場合、 (11)カトリック教会の成立、 (12)タイトル二度目の変更 |
以下初稿 「処女受胎の目的」 [項目2](序)「処女受胎の目的」というよりは、 (1)プロテスタント報道の「イエスの母」、 (2)離脱を正当化の「聖書」、 (3)なぜ「処女受胎」なのか、 (4)証拠があってこそ、「処女受胎」、 (5)「顔認証」、ルカのプロフィール、 (6)マリヤさま、ペテロの大変身、 (7)母子の「顔認証」を30数年遡る、 (8)「違ったイエス」は男装の母マリヤさま、 (9)弟子たちの復活と神の国、 (10)復活のイエスが「昇天」、 (11)あがなわれた弟子たちに聖霊降臨、 (12)「恵まれた男」僕(しもべ)ルカの報告書、 (13)クレオパの決断「マリヤさまの招聘(しょうへい)」、 (14)「いかがでしょうマリヤさま、一度クレオパに」、 (15)「処女受胎」の神秘とイエスの資格、 (16)ローマ教会もまた「処女受胎」から生まれた、 (17)「処女受胎」を悟るまでとこれからの道のり、 (18)「処女受胎」を侮る者たち、 (19)「処女受胎」と「四つの賛歌」、 (20)「処女受胎」異聞 |
[項目3](20)「処女受胎」異聞 (1)「コーランの聖母子」 (2)小説「ベン・ハー」 (3)小説「クオ・バディス」 (4)智の「ヨハネによる福音書」 (5)「聖職者の叙任権争い」 (6)智の「プロテスタント」 (7)小説「ダ・ビンチコード」 |
カトリック教会3000年に至る道 |
[項目]1.聖書は「取説」の副読本になる、 2.キリスト教会の聖地は「ローマ」、 3.証言と哲学の混交が欺瞞の温床、 4.聖書成立の裏事情、 5.キリスト教世界の現状 |
スペインのマリヤさま イスラム撃退のスペインはカトリック教国である。マリヤさま信仰も篤(あつ)い。 (1)西の果てイスパニヤ (2)ローマのパウロ (3)ローマの宣教者 (4)マリヤさまとクレオパ (5)ルカはパウロに同行 (6)パウロの「女嫌い」と「メルキゼデク」 (7)大祭司メルキゼデク (8)パウロの競争相手 (9)パウロのイスパニヤ願望 (10)(2019年)スペイン旅行 (11)イスラムについて (12)トレド (13)トレド大聖堂の聖母子像 (14)グラナダ(観光) (15)ユダヤ人追放 |
イタリヤやスペインのツアーに参加するなど思いも及ばなかった。それでも70を過ぎたら一度海外旅行をするかなとは漠然と考えていた。それが、数年前倒しで8日間の「ローマ、ベニス、フィレンツェ」のツアーに参加した。だが、ただ一度のはずの海外旅行は、その後、ミチオ書のイタリヤ諸都市を訪れる発端となったのだった。皇女ガラ・プラキディアのラベンナ、聖フランチェスコのアッシジ、スペインのグラナダをも訪れた。「見聞を広めよ」そう |
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オリジナル教会の権能:「あなたの思うがままに作成してよい」 ページ制作者 (ささくら宗)聖母マリヤ福音教会代表 笹倉正義 2022/2/10、2/14、2/15、2/16、2/18、2/23、3/6、4/8、4/18、5/3、5/4、5/7、5/11 2022/11/27、2023/1/1、3/8、3/20、3/21 |
(ささくら修道会規約)当会の用いる聖書は、口語訳聖書または文語体聖書に限られる。例外として、バルバロ聖書差分を、正式文書に加える。これ以外の、聖書の引用は厳禁される。日本語以外の聖書については、文語体聖書の内容に準じるものとする。異端文例(Today's English Version)世事に迎合した改編文章など異端以外の何ものでもない。(異端:=故意に対立すること) |
ささくら修道会の指定聖書:「日本聖書協会 口語訳聖書」に準拠 新約聖書(1954年改訳) 旧約聖書(1955年改訳) バルバロ聖書(旧約差分) |
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